IoT Data Connector
Empress IoT Data ConnectorはFA分野に特化したデバイスゲートウェイです。工場内の様々なデバイスから収集したデータとエンタープライズ用データベースをセキュアに、トレーサビリティを保証した双方向のデータ連携を簡単に、安価に実現するために設計されています。
Empress IoT Data Connectorの機能
Empress IoT Data Connectorは下記のような機能があります。1.PLCとの直結機能 |
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三菱電機、横河電機、シーメンス、ロックウェル、キーエンス、オムロンなどのPLCとTCP/IPもしくはModbus-RTUでIoT Data Connectorと直結し、IoT Data Connector内のEmpress暗号化組込みデータベースにデータを登録することを可能とします。 |
2.複数のPLCベンダーが混在する環境でデータ収集が可能 |
複数のPLCベンダーが混在する工場LANでもデータの収集が可能です。たとえばPLC以外の他の工作機、成形機などのデータを収集したい場合、EmpressはData Collect API(汎用のデータ登録用のAPI)を提供します。Empress Data Collect APIは、C (ODBC標準)、C#(ADO標準)、.NET(.NET Provider標準)、JAVA (JDBC標準)をサポートしています。マイコンに対応する場合はご相談下さい。 |
3.データセキュリティ |
(1)IoT Data Connector内の保存されているデータはAES256ビットで暗号化されていますのでデバイスのルート権限が取られでも、IoT Data Connector内のデータ漏えいは発生しません。 (2)上位連携(クラウドを含む)の通信はSSL/TLS 1.2で暗号化されています。 (3)暗号化鍵はリモートサーバ(クラウド)から提供されデバイス内に暗号化鍵は保存しません。 |
4.データトレーサビリティ |
(1)断線・断電があってもデータのトレーサビリティを保証します。 (2)トランザクション処理をしていますのでデバイスとクラウドのデータベース間にデータの欠損、重複が発生しないことを保証します。 |
5.オープンプラットフォーム設計 |
IoT Data Connectorはオープンプラットフォーム設計です。OPC UA、MTConnect、Modbus-RTU、ODBC/JDBC、REST APIなどプロトコルをサポートします。また、ユーザのアプリケーションを搭載することも可能ですのでエッジコンピュータとしても十分に機能します。 |
6.デバイスの死活監視、ロック、ファムウェア更新機能搭載 |
IoT Data ConnectorにEmpress IoT Data Questの機能を搭載することが可能です。接続されるデバイスの死活監視、ロック、ファムウェア更新などの機能を搭載することが可能です。 |
7.上位データベースとの連携機能 |
IoT Data Connectorに搭載されるM2Mレプリケーション機能はIoT Data Connectorと上位データベースをプログラムなしで、設定ファイルを作成するだけで双方向のデータ連携を可能とするデータベースエンジンの差分更新機能です。Oracle, SQL Database, DB2, MySQL, PostgreSQL, Hadoop, NoSQLなどをサポートします。 |
IoT Data Connectorの特長
PLCをTCP/IP及びModbus-RTUで直結しデータを収集する機能複数のPLCベンダが混在する環境でデータを収集する機能
データと通信のセキュリティ機能の提供
データのトレーサビリティ機能の提供
リモート認証によるなりすまし防止機能
オープンプラットフォーム(OPC UA、MTConnect、Modbus-RTU、ODBC/JDBC、REST APIなど)
デバイスの監視機能
上位データベースとの連携機能