UserAccessLevelの設定

NodeのアクセスレベルはAccessLevel Attributeの設定で定義されます。AccessLevelは符号なしの8 bitのIntで設定されます。

AccessLevel Attributeの設定

AccessLevel Attributeの設定は表の通りです。

名称 bit 説明
CurrentRead 0 現在の値が読み取り可能かどうかを示します。 また、Variableの現在の値が使用可能かどうかも示します。(0は読み取り不能を意味し、1は読み取り可能を意味します)。
CurrentWrite 1 現在の値が書き込み可能かどうかを示します。 また、Variableの現在の値が利用可能かどうかも示します。(0は書き込み不可、1は書き込み可能を意味します)。
HistoryRead 2 値の履歴が読み取り可能かどうかを示します。 また、Variableの履歴がOPC UA Severを介して利用可能かどうかも示します。(0は読み取り不能を意味し、1は読み取り可能を意味します)。
HistoryWrite 3 値の履歴が書き込み可能かどうかを示します。また、Variableの履歴がOPC UA Severを介して利用可能かどうかも示します。 (0は書き込み不可、1は書き込み可能を意味します)。
SemanticChange 4 このフラグはPropertyのParent Nodeのセマンティックを定義するPropertyに設定されセマンティックが操作中に変更される可能性かどうかを示します (0はセマンティックが変更されないことを意味し、1はセマンティックが変更されることを意味します)。
StatusWrite 5 値の現在のStatusCode(要求が拒否された場合は対応するCode)が書き込み可能かどうかを示します(0はStatusCode Goodのみが書き込み可能でないことを意味し、1はStatusCodeが書き込み可能であることを意味します)。
TimestampWrite 6 現在のSourceTimestampが書き込み可能かどうかを示します(0はnullタイムスタンプのみが書き込み可能であることを意味し、1は任意のタイムスタンプ値が書き込み可能であることを意味します)。
Reserved 7 将来の使用のために予約されています。 常にゼロでなければなりません。