Data Access

Data AccessはServerの自動化データ(Automation Data)の表現と使用を扱います。自動化データはServerまたはServerに直接接続されているI / Oカードに配置できます。またコントローラや入出力モジュールなどの他のデバイスに配置し、フィールドバスまたは他の通信リンクを介してシリアルリンクで接続することもできます。

OPC UAデータアクセスServerは1つ以上のOPC UAデータアクセスClientに自動化データへの透過的なアクセスを提供します。自動化データインスタンスへのリンクはDataItemと呼ばれます。提供される自動化データのカテゴリは完全にベンダー固有です。

Data Access Model

DataAccessモデルはVariableTypesを定義することによりVariableモデルを拡張します。DataItemTypeは基本タイプです。 ArrayItemType、AnalogItemType、DiscreteItemType(およびそのTwoStateサブタイプとMultiStateサブタイプ)はサブタイプとして特殊化されています。 VariableTypeをさらに拡張しドメインまたはSever固有のDataItemを形成できます。

AddressSpace Model

DataItemは常にAddressSpace内の他のNodeのデータコンポーネントとして定義されます。それらは決してそれ自体で定義されることはありません。 DataItemsのコンテナの簡単な例は” Objectsフォルダ”ですが、他のタイプのObjectでもかまいません。図はDataItem(この場合はAnalogItem)の基本的なAddressSpaceモデルを示しています。

DataItemType

DataItemTypeはDataItemeの一般的な特性を定義します。 他のすべてのDataItemタイプはDataItemTypeから派生します。DataItemTypeはBaseDataVariableTypeから派生します。DataItemTypeのDefinitionは以下の通りです。

DataItemTypeのAttributeの説明

DataItemTypeのAttributeの説明は以下の通りです。

Definition

DefinitionはDataItemの値の計算方法を指定する、ベンダー固有の人間が読める文字列です。 定義はローカライズされておらず特定のClientが解析できる方程式が含まれていることがよくあります。
Example: Definition::= “(TempA – 25) + TempB”

ValuePrecision

ValuePrecisionは環境の制限に基づいてServerがアイテムに対して維持できる最大精度を指定します。ValuePrecisionは次のDataTypeに使用できます。
•Float値とDouble値の場合、小数点以下の桁数を指定します。
•DateTime値の場合、最小時間差をナノ秒単位で示します。 たとえば、ValuePrecisionが20 000 000の場合、精度は20ミリ秒になります。

AnalogItemType

AnalogItemTypeはAnalogItemの一般的な特性を定義します。 他のすべてのAnalogItemはAnalogItemTypeから派生します。AnalogItemTypeはDataItemTypeから派生します。一般的には単位を使用する時に用いられます。AnalogItemTypeのDefinitionは以下の通りです。

AnalogItemTypeのAttributeの説明

AnalogItemTypeのAttributeの説明は下記の通りです。

InstrumentRange

InstrumentRangeは計測器が返すことができる値の範囲を定義します。 Example: InstrumentRange::= {-9999.9, 9999.9} オプションとして定義されていますがServerがこのPropertyをサポートすることを強くお勧めします。InstrumentRangeが提供されていない場合、Clientは通常DataTypeに従って全範囲を想定します。

EURange

EURangeは通常の操作で取得される可能性のある値の範囲を定義します。 これは、棒グラフ表示を自動的にスケーリングするなどの使用を目的としています。

EURange

EURangeは通常の操作で取得される可能性のある値の範囲を定義します。 これは、棒グラフ表示を自動的にスケーリングするなどの使用を目的としています。