Base NodeClass
Nodeは、8つのNodeClassに分類されますが、Base NodeClassは派生する8つのNodeClassの親になります。よって、Base NodeClassのAttributeは、すべてのNodeに共通する構成要素として継承されます。NodeClassはOPC UAの仕様によって定義されていますので、Severは新しいNodeClassを追加したり作成したりできません。 各々のNodeClassの内容はOPC FoundationによりAttributeが定義されています。Attributeは使用方法としてMandatory(必須)とOptional(オプショナル)の2種類があります。
Base NodeClassのAttribute
Base NodeClassのAttributeは以下の通りです。
Attribute名 | データタイプ | 説明 | M/O |
---|---|---|---|
NodeID | NodeID | AddressSpaceでNodeを一意に識別するためのIdです。NodeはNamespaceとIdentifierの組み合わせで一意化されます。例えば「NodeId="ns=1;i=3018"」の様にXMLに記載されます | M |
NodeClass | NodeClass | Nodeを8つのNodeClassどれかに分類します。 | M |
BrowseName | QualifiedName | 人間が読める名前として使用されるAttributeですが、主にClinetがServiceで使用します。例えば、TranslateBrowsePathsToNodeIds Serviceを使用しBrowseNameで構成されたパスをたどりNodeIdを検索することができます。 | M |
DisplayName | LocalizedText | ローカライズ可能なAttributeで人間が判読できる文字としてClientに公開されますが、BrowseNameはClientに公開されません。 | M |
Description | LocalizedText | Nodeの意味を説明します。 | O |
WriteMask | Uint32 | WriteMaskはClientが書き込む可能性を公開します。 | O |
UserWriteMask | Uint32 | UserWriteMaskはClientがユーザーアクセス権を参照し書き込む可能性を公開します。 | O |