Empressレプリケーション

最近、Empressはデータベース単体販売より、Empress同志のレプリケーション、Empressと他社データベース間とデータを連携するM2M レプリケーションが、もしくは両者を組み合わせて用いるEmpress IoT Readyが非常に注目されています。

Empressレプリケーション

Empressレプリケーションは異なるOS間のEmpressデータベース同志のレプリケーション機能です。Empressレプリケーションには以下の4方式があります。   

  • PULL型:レプリカがマスタDBの差分を取得する。デバイス、通信負荷が少ない。
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  • PUSH型:マスタがレプリカDBに差分を転送する。通信負荷は大きい。
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  • 2WAY型:PULLとPUSHの混在
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  • マルチマスタ型:すべての端末がマスタ

  • Empress M2Mレプリケーション

    EmpressのM2MレプリケーションはEmpressデータベースと他社のデータベースとデータ連携させるレプリケーション機能です。 EmpressのM2Mレプリケーション以下の2方式があります。
       
  • Oracle:基幹サーバで使用されているOracleとのレプリケーション
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  • Cloud:クラウド上にあるデータベースとのレプリケーション

  • 現在、レプリケーションが注目されているのは以下の理由によります。

    Device・ネットワークの負荷軽減

    マスタDBに更新と検索が集中するとデバイスとネットワークの負荷が一極化してしまいます。しかし、レプリケーション機能を使用すると、マスタDBは更新のみを請け負い、マスタの差分データのみを保存する複数のレプリカが検索を担当すると、マスタDBに一極集中していたデバイスとネットワークの負荷が分散することが可能になります。クライアントは指定されたレプリカにのみデータを検索する分散化したシステム構築が可能となります。

    レプリケーション図1

    オンプレプレミス、クラウドデータベースとの連携

    デバイスやスマホにEmpressデータベースとEmpress M2M Replicationを搭載することにより、デバイスが取得したデータをクラウドのOracle、SQL Serverなのどのデータベースにデータを登録することが、プロファイルを設定するだけで、プログラムを作成することなく容易に可能になります。通信断が起きてもデバイスやスマホのデータベースにデータは保全されていますので、通信回復後、レプリケーションは自動的に再開が可能です。

    遠隔地でのバックアップ

    東北大震災以来、データのバックアップを同じロケーションではなく、遠隔地で持ちたいという需要が顕著化してきました。遠隔地でのバックアップを可能にする一番合理的な方法はレプリケーションです。日本国内だけでなく、東京本社マスタデータを中国の工場がレプリケーションするような、ソリューションを提供することも可能です。

    Empressのレプリケーション構築

    1. レプリケーションに参加させるデバイスに10数行程度のコンフィグファイルを作成
    2. マスタはマスタDBを作成し、レプリケーションテーブルを指定、レプリケーションサーバを起動
    3. レプリカはレプリカDBを作成、マスタからレプリケーションするテーブルをコピー、レプリケーショのタイミングを設定し、レプリケーションをスタート
      1. 以上のようにEmpressのレプリケーションの設定は非常に簡単です。マスタに故障が発生した場合、スレーブがマスタに切り替わるのはもちろん、マスタを修復後、再び故障時のマスタを本来のスレーブに戻し、本来のマスタをマスタに戻すことも可能です。マスタに優先順位をつけ、マスタ1、マスタ2と順位付けし、スレーブはどのマスタからデータを受けるかのルートの優先順位も設定できます。レプリケーション中であってもレプリケーションルールの変更があった場合でも、レプリケーションデータの整合性をとりながらルールの変更が可能です。