Empress Embedded V10.20-F

EmpressはEmpress Embedded 10.20の最新バージョンとなるF版の発売を開始しました。F版では以下の機能が追加されます。

1.断電回復機能の強化

Empressはトランザクション中に断電になった場合、起動時にトランザクションを解放し、ロールバックすることが出来ます。また、トランザクションがかかっていない状態で電源断になった場合、レコードごとに検証を行い、データベースを回復させ、データの整合性を保証します。F版はレコード検証機能のスピードをアップして、断電回復機能をさらに強化させました。

2.断片化構造の強化

組込みのデータベースに対する書き込みと削除操作を繰り返し行うと、データベース内の連続データが分割され、データへの読み書き速度が低下します。これを断片化といい、解消するためにバキュームが必要です。F版では従来Empressデータベースが持っていた断片化が発生しにくい構造をさらに進化させ、本当のメンテナンスフリーデータベースを実現しました。

3.レプリケーション機能の追加

非常に高速で、複数のマスタ設定、複数のレプリケーション経路が設定可能な多機能なデータベースは世界で唯一Empressだけです。F版から新たにメンテナンス中の時間変更機能、ソフトウェア時間設定機能、NTPによる時間を調節機能が新たに追加され、ますます細かな設定が可能となり、運用範囲が広がりました。

4.暗号化後の高速性能アップ

Empressは、組込みデータベースでは初となるカーネルで暗号化されたBlock Cipher方式のデータベースです。カーネル暗号化のためオーバヘッドが少なく、暗号化はテーブル単位で設定できるために、フットプリントを大きく増加しません。F版よりさらにデータの登録スピードが高速化されました。